学生服

その学生服きれいですか?~クリーニングに出した方がいい理由をしっかり解説~

毎日着ている学生服ですが、クリーニングには出されていますか?

学生服は汚れやすいですが、なかなかご家庭では洗うことができない衣類でもあります。

そこで今回は学生服のクリーニングに関して、出した方がいい理由から気になるコスト面までお話しします。

クリーニングに出した方がいい理由

家庭での洗濯は難しい

家庭用の洗濯機での洗いはシワやヨレの原因になります。

乾燥機の方でも縮みやボタンなどの破損の恐れがあります。

シャツやブラウスは自宅でもこまめに洗えるので、クリーニングに出す必要はそこまでありません。

襟や袖口の黄ばみ防止として長期休みなどでクリーニングに出してあげるだけで大丈夫です。

けれど、制服は家庭で洗うのが難しく頻繁に洗うことはできません。

高価で大事な衣類だからこそ綺麗にできて品物に合った加工ができるクリーニングに出すのがおすすめです。

スーツ以上に汚れている

学生服は黒や紺などダークな色合いでウール混紡などの素材が多いため汚れが目立ちにくい傾向にあります。

しかし、学生の運動量や活動領域を考えると大人のスーツ以上に汚れている可能性が高いです。

またスーツは何着か持っており休ませたり、洗い替え可能な事が多いです。

しかし、学生服は替えを用意しておらず、毎日同じ物を着用している家庭も多いと思います。

そのため普段のケアは干すことと消臭スプレーのみになりがちです。

乾燥させるとしても着用本人の帰宅した後の夜だけになりやすいため十分とは言えません。

これでは汚れが蓄積していく一方なのでクリーニングに出して綺麗にすることが大切です。

学生服をクリーニングに出す頻度

出来る事なら月に1度出すのがベストです。

汗をかきやすい夏季や発汗量が多い人であれば2週間に1度出すのもいいでしょう。

毎日着る物なのでこまめに洗った方が学生服をきれいに保てますし、着用本人も気分良く過ごせるでしょう。

しかし実際はクリーニング中の替えが無かったり、費用も掛かるので長期休みなどにしか出せないご家庭も多いと思います。

クリーニングに出したいけどタイミングが無い場合はGWやシルバーウィークのような大型連休を狙ってクリーニングに出しましょう。

実際に1か月に1度出せなくてもできるだけこまめに出すことで、汚れの蓄積を防げます。

学生服をクリーニングに出す前にチェック

学生服は自分で出さずに両親に出してもらう家庭も多いと思います。

そこでクリーニング前にこれだけは確認してほしいことをご紹介します。

クリーニングに出す際は実践してみてください。

ポケットは確認・空にする

学生服はハンカチやティッシュなどよくある在中品の他にも、ペン・生徒手帳・お菓子のごみが入っていがちです。

ジャケットの裏ポケットに生徒手帳を入れていたりするので見落としが無いよう隅々まで確認しましょう。

上下セットで出す

男女関わらず学生服は上下セットで出すのがおすすめです。

別々に出すことで、洗いの頻度や風合いに差が出てしまうためです。

見た目に差が出ることで印象を悪くさせないためにも上下一緒に出すようにしてください。

外せるボタン、名札、校章は外す

学生服には校章のバッチや外せる飾りボタンが付いていることがあります。

これらを外さないで出すことで、破損や紛失する可能性があります。

また、ネームプレートはプレス機の熱で溶けてしまうことがあるので、外せる場合は外しましょう。

カラーが取り外しできる学生服はカラーも外すと安心ですね。

キズ・汚れのチェック

学生服は様々な要因でキズや汚れが発生しやすい服です。

毎日着用する為、気づかないうちにほつれやスレが起きてることが良くあります。

そんなキズがあるのにクリーニングして悪化したりなんてことも…。

汚れの方も汗汚れや食べこぼし、自転車通学であれば油汚れや錆など種類が多いです。

せっかくクリーニングしても汚れが落ちていなかったらショックですよね。

そんな事態を防ぐためにもクリーニング前にしっかりとキズ・汚れをチェックして受付時に伝えると安心ですね。

クリーニング店では修理を行っていたり、汚れの種類に合った染み抜きをしてくれるところが多いので、気になるところがある場合は相談してみましょう。

※修理やシミ抜きは別料金であったり時間がかかったりすることがあります。

すぐ依頼するのではなく着用予定などと相談しつつ決めるようにしましょう。

クリーニングにかかる料金と納期

料金は男女や学生服の種類に関わらず、上下合わせて1,500~2,000円程なところが殆どです。

単価でみると上着の方がスラックスやスカートよりも料金が高い傾向があります。

納期は一般的には2~3日で、何かしら加工を付けるともう少し時間がかかります。

特に修理やシミ抜きを頼む場合は1週間~と長めにかかることを抑えておきましょう。

即日仕上げのお店もあるので近所のクリーニング店や行きつけのお店はできるか確認してみるのもいいでしょう。

新学期前などは多くのご家庭が出すことが予想されるので少し時間に余裕をもって出すのが大切です。

特に3~4月に出す場合は、クリーニング店の繁忙期と被るので気を付けましょう。


宅配クリーニングは集配や運送の時間を考慮して1週間~が目安になります。

季節の変わり目に衣替えした制服を出してそのまま保管してもらうのがおすすめの使い方です。

忙しくてお店に行く暇がないからと言って、すぐ仕上げてほしいのに宅配クリーニングを使うのはNGですよ。

オプション

学生服も様々なオプション(加工)を付けることができます。

ここにはその一例を料金と一緒に載せているので参考にしてください。

汗抜き
学生は成長期ということもあり汗をかきやすく皮脂などの汚れも分泌されやすいです。

加えて毎日洗うわけではないので汗汚れも蓄積しやすい衣類となっています。

汗汚れが蓄積すると臭いや黄ばみだけでなく質感もゴワゴワとしてくるので、学生服はクリーニングのたびに汗抜きしてもOKです。

汗抜きをすることで汚れをしっかり落とせるので、カビのリスクを抑えて保管することができます。

衣替えなど長期保管前のクリーニングでは特におすすめな加工です。

料金は1点につき600~1,000円程度となっています。


撥水
学生服は天候にかからず着用する為、雨や雪で濡れがちです。

また、授業やお昼などで思わず汚してしまうことも少なくありません。

それらを防ぐのにピッタリなのが撥水加工です。

クリーニング店の撥水加工は水分を弾くだけでなく、防汚効果もあるので汚れやすい学生服には頼もしい味方です。

しかも、撥水加工には花粉の吸着を防ぐ効果もあるのです。

花粉が「付きにくく、落としやすく」なるのでアレルギーの方にもおすすめです。

料金は汗抜き加工と同じく1点につき600~1,000円程度なことが多いです。


折り目加工
スーツでもよく聞く「折り目加工」はもちろん学生服にもつけることができます。

折り目加工を付けることでスラックスのセンタープレスやスカートのプリーツ部分もピシッとした状態を持続させることができます。

折り目加工は濡れなどにも強いのでだらしない印象にもなりません。

料金は500~800円ほどな事が多いですが、ヒダの多いスカートなどはもっと料金があがることがあります。

まとめ

学生服は毎日着用するので、思っているよりも汚れやすい衣類です。

しかも家庭では洗うのが難しいのでクリーニングを利用するのがおすすめです。

また、クリーニングであれば様々な加工があるので綺麗にするだけでなく、綺麗を保つのにもピッタリです。

定期的にクリーニングして快適な学生生活を過ごせるようにしてください!

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