日常

ラン活に失敗しないために!~ランドセル選びで抑えておきたい7つのポイント~

失敗しないために、様々なカタログやお店を調べたり、SNSや先輩ママから情報を得たりと何かと大変なラン活。

「この子にとって1度しかない機会だから失敗できない」というプレッシャーもあり、疲れている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はランドセル選びに失敗しないためのポイントとおすすめのスケジュールについてご紹介します。

前回の記事はここからチェック!↓↓↓

ランドセル選びいつから始める?~おすすめ時期や料金相場をしっかりチェック!~ ランドセルはいつ買うとお得になるのかご存知ですか。同じ型のランドセルでも、時期によって安く買うことができます。まだ5月でランドセル選び...

抑えておきたい7つのポイント

ランドセル選びを失敗しないために、これだけは確認してほしいポイントがあります。

それが「素材・色・大きさ・重さ・安全性・価格・保証」の7点。

では実際にどういったところに気をつけたらいいのか見ていきましょう!

素材

6年間使い続けるのであれば、素材にもこだわって選ぶ人も多いはず。

そもそもランドセルは何からできているか知っていますか?

ランドセルの素材は「人工皮革」と「本革」の2つに分けることができます。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

人工皮革
ランドセルに使われる人工皮革は「クラリーノ」、「コードレー」、「ベルエース」が主流です。

以前よりも加工技術が進歩し、本革に負けない高級感や光沢をもつランドセルも多く販売されるようになりました。

人工皮革のメリットはなんといっても「扱いやすさ」です。

軽量で手入れが簡単、低価格ということもあり非常に人気を集めています。

本革
ランドセルに使われる本革は、牛革コードバン(馬のおしりから採れる希少素材)です。

本革は見た目の高級感に加え、耐久性が高く型崩れしにくいという特徴があります。

月日の経過とともに風合いが変わるので、お子さんとの成長とともに変化の過程が楽しめるのも嬉しい点。

本革の価格は若干高めですが、6年間毎日使用するものなので、耐久性を優先して本革を選ぶというのもいいのではないでしょうか。

今どきのランドセルはカラフルな色が目立ちます。

ですが、奇抜な色を選ぶと次第に使いづらさを感じるお子さんも多いそう…。

ランドセルの色をお子さんと話し合いながら、近所に暮らす小学生に感想を聞いてみるのも良い方法です。

お子さんと意見が割れないよう、親御さんの方であらかじめ候補を絞っておき、その中から選ばせるというのもおすすめですよ。

男の子用ランドセルの人気色
黒、ネイビー、グリーン、ブラウンなどダーク系のランドセルが多い印象ですね。

アクセントに差し色を使用した個性派ランドセルもオシャレで人気です。

女の子用ランドセルの人気色
赤、ピンク、ブラウン、水色、ラベンダーなどが選ばれやすいようです。

派手な色や装飾は目立つうえに飽きやすいので注意が必要です。

シンプルな刺繍やパイピングが施されたおしゃれなランドセルを一緒に選んであげましょう。

大きさ(サイズ)

お子様の今の状態から成長した状態、入れる教材の量やサイズなど気にしたい点が多くありますよね。

ここでは教材のサイズを中心にサイズの目安をお話しします。

現在主流のサイズ展開は次の3つです。

①A4教科書対応

②A4クリアファイル対応

③A4フラットファイル対応

もっとも大きいサイズは③のA4フラットファイル対応サイズです。

大きいサイズは重さが気になりますが、①と③では100g程度しか変わりません。

荷物の出し入れがしやすい大きさを選んであげるとよいでしょう。

重さ

ランドセルの平均的な重さは1,000g~1,300gです。

素材に関わらず1,100g~1,400gくらいの重さを選ぶとよいでしょう。

ランドセルは重さより背負いやすさを重視!

ランドセルは重さよりも背負いやすさが大切です。

いくら軽くても身体にフィットしていなければ背負いにくいと感じますし、多少重くてもしっかりフィットしていれば負担を感じにくくなります。

肩ベルトが立ち上がっているものや背中にクッションが入っているものを選ぶと、身体にフィットして背負いやすくなるのでオススメですよ。

安全性

大事なお子様が使うランドセルは、もちろん安全面も気にしたいところ。

安全性に関するチェックポイントは「アレルギー物質の有無・反射板機能・ナスカンの強度」の3つです。

アレルギー物質に反応して体調を崩すお子さんもいらっしゃいます。

そのため購入時はしっかりチェックすることが大切です。

また、反射板機能があると暗い場所でも車からの視認性が良くなるため安心。

ナスカンは強度が強いだけでなく、引きずり防止のために一定の力が加わると外れる仕様が望ましいでしょう。

引用:カバンのフジタ

価格

ランドセルの平均価格はおおよそ5万円前後、4~6万円の価格帯から選ぶ方が多いようです。

人気の工房系ランドセルは6万円台から購入できるものが多く、試着してからネットで購入できる手軽さが支持されています。

また、保証がついている点も選ばれやすい理由の一つです。

保証

ランドセル選びで忘れてはならないのが「6年保証」です。

6年保証が付いていれば、ランドセルの修理が必要になったときでも安心ですね。

ラン活スケジュールの目安

前回からランドセル選びのポイントや購入時期ごとの特徴を見てきました。

ただ実際にスケージュールを立てるとなると、なかなか難しいですよね。

そこでここでは、おすすめのラン活スケジュールをご紹介します。

まずは、主なランドセルの販売スケジュールから確認しましょう。

【主なランドセルの販売スケジュール】

秋頃~:新年度向けランドセルカタログの予約開始

1・2月頃~:カタログの配布開始

4月頃~:新作ランドセルの販売開始

夏頃~:人気のモデルが完売し始める

各メーカーや工房が発表する新作のランドセルは、毎年4月ごろから販売を開始します。

もし新作にこだわらずベーシックなモデルでもOKであれば、基本的に365日いつでもランドセルは購入できますよ。

つまり明確にランドセルはいつ購入しなければならないという決まりはありません。

ただ、入学準備でバタつく年明け前には用意しておきたいですね。

そこでおすすめのラン活スケジュールが下の通りになります。

【オススメのラン活スケジュール】

[年中さんの夏~12月頃]気になるメーカーのチェックやカタログ請求

[年中さんの1月~3月頃]購入したいランドセルの候補を絞る

[年長さんの4月頃~6月頃]ランドセル展示会などで実物を確かめる

[年長さんの4月頃~8月頃]ランドセルの購入を決める

まずは年中さんの夏頃から、どんなランドセルのメーカーがあるのか調べておくといいでしょう。

小学校入学まで1年以上あるので検討を始めるのは早いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、年中さんのうちに新作カタログをチェックしておけば、ランドセルの販売が開始される4月以降にすぐ購入に向けてスムーズに行動を移せます。

ランドセルメーカーや鞄工房の新作カタログは、例年10月頃から予約を開始し、年が明けて1月~2月頃に配布が始まります。

公式サイトなどから新作カタログの予約をしておけば自宅に直接郵送してもらえるので、なるべくたくさんのメーカーのものを取り寄せて比較してみるといいでしょう。

新作ランドセルが店頭に並ぶ春頃までにある程度候補を絞っておけば、発売直後に気になるモデルを実際にショールームなどで確かめたうえですぐに購入を決められます。

希望のランドセルを実際の見た目やお子さまが背負いやすいと感じるか確かめたうえで購入できれば、届いた時に思ったものと違うと後悔することもありません。

そのため足を運んで、しっかり試してから購入するのがいいですね。

また、各ランドセルメーカーでは4月頃から新作ランドセルを実際に手に取ってチェックできる展示会を日本各地で開催するので、お近くに店舗がない場合はぜひご利用をおすすめします。

ランドセル展示会も毎年4月~6月に開催のピークを迎え、8月頃には基本的にすべて終了してしまうので、実物を確認できるチャンスを見逃さないようにメーカーの公式サイトやSNSをフォローしておくと安心ですよ。

まとめ

今回はランドセル購入時に気を付けたいポイントとラン活スケジュールについてご紹介しました。

6年間使う物なのでお子様と保護者どちらも納得できるものが選べるのがベスト。

もし自分たち家族だけの考えでは不安・悩むということがあれば、年上のお子様がいるご家庭に意見を求めるのもおすすめです。

この2回のランドセルの記事が皆様のラン活の一助になれば幸いです!

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