柔軟剤

柔軟剤を使わないお洗濯~ほんのひと手間で普段と同じ仕上がりに~

洗濯で柔軟剤を使うとふわふわでいい香りに仕上がりますよね。

ですが昨今では柔軟剤を使わない洗濯をしている方が増えてきているのをご存じですか?

過去の柔軟剤の記事では柔軟剤を使う洗いについてご説明しましたが、今回はつかないで洗うとどうなるかをご説明します。

柔軟剤を使わなくても使った時と同じ仕上がりにする方法もあるのでぜひご覧ください!

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柔軟剤を使わない洗い方

前回の柔軟剤の記事を見て、柔軟剤無しで洗った方がいいのかなと思った方も多いではないでしょうか。

ここでは柔軟剤を使わなくても使った時と同じような仕上がりにするための洗い方をご紹介します。

小さいことだけど気にかけてあげると柔軟剤無しでもふわふわな仕上がりだったり嫌なニオイがしない状態にできますよ。

洗濯ネットに入れる

洗濯物はそのまま洗濯槽に入れずにネットに入れて洗いましょう。

その際はタグで素材を確認し柔軟剤を使った方がいいものと使わなくていい物に分けてください。

ネットに入れる時はできるだけピッタリサイズのものにする。

ピッタリサイズのネットに入れて洗うことで衣類同士の絡まりを防ぎ繊維がつぶれにくくなります。

他にもネットを使うことでボタンやファスナーの引っ掛かりやごみの付着を防ぐこともできますよ。

洗剤の容量を守る

汚れをしっかりと落としたり、においを消したいがために洗剤を多く入れがちですがこれは逆効果です。

洗剤が多いとすすぎ残しが起こり、ごわつきや雑菌の繁殖による臭いの発生に繋がります。

洗剤が少なすぎても汚れが落ちきらず嫌な臭いの元になるので、パッケージなどを確認し洗濯物の量に合った洗剤を入れて洗いましょう。

水を多めにして洗濯

洗剤だけで柔らかく仕上げたい時は水を多めに入れて洗濯するといいでしょう。

水が多いと洗濯物同士がこすれにくく、水の中を泳がせることができます。

こうすることで繊維が倒れにくくなり、洗剤だけでも柔らかな仕上がりになるのです。

柔軟剤代わりにクエン酸を入れる

クエン酸は弱アルカリ性洗剤を中和してくれる作用があります。

これにより柔軟剤の代わりに洗濯物をふんわり仕上げてくれます。

クエン酸の目安は水40Lに対して小さじ1杯です。

入れるタイミングは柔軟剤と同じですすぎのタイミングです。

専用投入口はないので洗濯槽の中へ直接入れましょう。

柔軟剤を使わない干し方

柔軟剤を使わずに洗濯物をふんわりと仕上げるためには干しかたにも工夫が必要です。

ですがどれも難しいことではないのでぜひ試してみてください。

干す前に繊維を立ち上がらせる

柔軟剤を使っていればコーティングされているので防げますが、洗濯が終わったばかりの生地はつぶれ繊維は倒れた状態です。

乾いたときふんわりと仕上げるために干す前には繊維を立ち上がらせましょう。

方法は簡単で干す前に洗濯物を両手で広げバサバサと振るだけです。

上下に10回ほど大きく振ってあげてください。

こうすることで、乾いたときシワを防ぎふわりと仕上がります。

洗濯物を干す時間は短く

干す時間をなるべく短くすることで洗濯物がふんわり仕上がります。

洗濯物は乾いている状態でも繊維の中に水分を含んでいます。

ですが長時間日光に当てて干すことで乾ききってしまいごわつきが出てきます。

これを防ぐためにもあまり直射日光は当てず、風通しのいい場所で陰干しするようにしましょう。

どうしても天日干ししたい場合は3時間程度を目安にするといいです。

乾いたと思ったらすぐ取り込むようにしましょう。

柔軟剤は使い分けが大事

柔軟剤はデメリットも多いが絶対に使わない方がいいというわけではありません。衣類の素材や状況によって使い分けることが大事なのです。

柔軟剤の使用を控えた方がいい物

・タオル類
・布マスク
・マイクロファイバー製のもの
・ナイロン製のもの(レギンス、スキニー等)
・ベビー服
・耐火性、撥水性、防水性の高い衣類

昨今見かけることも多い布マスクは柔軟剤を使うことで生地が柔らかくなりすぎ型崩れしてしまいます。

また柔軟剤の成分がマスクに残っていると肌に柔軟剤を塗っているようなものなので、肌荒れを引き起こしてしまいます。

マイクロファイバーは吸水性・速乾性に優れた製品ですが柔軟剤のコーティング効果によりその機能を低下させる原因になります。

柔軟剤を使うのがおすすめなもの

・ジャケットなど上着、アウター
・Yシャツやブラウス

柔軟剤は繊維をコーティングする役割があるので、静電気の発生や花粉、ウイルスの付着を防いでくれます。

その為外気に触れることが多い上着類には使った方がいいでしょう。

また、柔軟剤にはツヤや潤いを与える効果もあるのでYシャツやブラウスに使えば風合いを残したまま仕上げることができます。

まとめ

普段から柔軟剤を使っているのに、タオルがゴワゴワしていたり、吸水性が下がっていると感じたら、ぜひ柔軟剤を使わない洗いを試してみてください。

正しい洗い方と干し方をしていれば、柔軟剤が無くても洗濯物から嫌なにおいがすることはありません。

お好みの洗剤や柔軟剤があるように洗濯方法も自分好みの物が見つかるといいですね♪

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