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服につくと気になるペットの抜け毛~服を傷めずに取り除く方法とは~

日々の暮らしに癒しをくれる物はたくさんありますが、一番はペットの存在だという人も多いのではないでしょうか。

ただそんな愛しの存在であっても、頭を悩ませるのが抜け毛問題。

洋服や家具、カーペットなど様々な所に「気づいたら毛が…!」なんてことも多いでしょう。

そこで今回はついた毛を取り除く方法をご紹介します。

ペットの毛が服につく理由

ペットの毛が服につくのは、静電気によるホコリや繊維の巻き込みが原因です。

特に、ベルベットやコーデュロイ、ベロア、ゆったりしたニットなどの毛織物は、他の生地よりもペットの毛を引き付けやすいため注意しましょう。

また、猫や犬は春と秋に換毛期があります。

季節の変わり目に起こる毛が生え変わる時期で、1ヶ月ほどかけて大量の毛が抜け落ち、新しい毛に生え変わります。

このサイクルを繰り返すことで、季節ごとの気温や湿度の変化に対応しているのです。

換毛期は普段より抜け毛が増えるため、しっかり対策しないと衣類がペットの毛で大変なことになってしまいます。

ペットの毛を取るには

気が付くと洋服やカーペット、ソファなどに毛がたくさん…。

ペットを飼われている方であれば、1度はこんな経験をした事があるのではないでしょうか?

しかもペットの毛は取り除くのが大変で、イライラから力任せにやって生地を傷めるなんてことも。

服の生地を傷めないようにしつつ、ペットの毛をきれいにするにはどんな方法があるのか見ていきましょう。

ガムテープ
よく使われる粘着クリーナー(コロコロ)よりもきれいに毛を取ることができます。

ただ、テープの粘着面を見てみると生地の繊維がついたり、表面が毛羽立ってしまっていることも…。

毛を取るという点では効果的ではありますが、服の寿命を縮めることにもなりかねないので、頻繁にはやらない方がいいでしょう。

特にニットの毛羽立ちやすい洋服は注意が必要です。

エチケットブラシ
元々そういった用途のアイテムである為、洋服を傷めることも無く、毛を取り除くことができます。

ただ強くブラッシングすると、摩擦の力で繊維を傷めるので力加減には注意しましょう。

また、エチケットブラシは静電気が発生してしまい細かい毛が取りきれないこともあるので、何かと併用して使うのがおすすめです。

水で濡らした手でなぞる
洗濯する前など洋服が濡れても大丈夫な場合はこの方法がおすすめです。

静電気を起こさず毛を取り除くことができるため、ブラシなどより効果が高く、生地も傷めることがありません。

乾燥機にかける
こちらも洗濯前におすすめの方法です。

室温くらいの風で10分ほど乾燥機にかけてみてください。

※10分はあくまで目安です。

入れたものの大きさやついている毛の量に合わせて調整してくださいね。

また静電気予防に柔軟剤やウールで出来たドライヤーボール(乾燥時間の短縮や、衣類をふんわりと仕上げ静電気を防ぐために乾燥機に一緒に入れるテニスボールサイズのような洗濯グッズ)を一緒に入れるのもいいでしょう。

乾燥が終わったら表面についている毛の大半は落ちていると思いますので、軽く手で払ってしまえばOKです。

霧吹きしてから掃除機
最初から掃除機をかけてしまうとペットの毛は排気で舞い上がってしまうためNG。

先に霧吹きで水を掛けると水分で毛が重くなるため舞い上がることなく、掃除機でキチンと吸い込むことができます。

この方法は服だけでなくカーペットなどの部屋全体をきれいにするのにも有効です。

空気清浄機を併用する
これは洋服などについた毛を取る方法というよりは、そもそもつけないようにする方法になります。

空気清浄機は空気中に舞う抜け毛を吸ってくれるため、日頃の抜け毛対策にプラスして日常的に使いたいアイテムです。

フィルターのメンテナンスが必要ではあるものの、毎日のお掃除が大分楽になる上、衣類に付く毛も減るでしょう。

衣類につく毛を減らすには「ブラッシング」も効果的!

洋服や家具についたペットの毛をきれいにする方法を色々と見てきましたが、抜け毛を自体を減らせたらそれに越したことはないですよね。

そこで効果的なのがペットのブラッシング

ブラッシングすると、内側に埋もれている毛が取り除かれるので、ペットの抜け毛の床への落下や衣類への付着を減らすことができます。

ポイントをまとめたので、日々のブラッシングの参考にしてみてください。

1.ブラッシングはできれば毎日する
ブラッシングはペットのお手入れの基本。

抜け毛や汚れを取り除くだけでなく、コミュニケーションとしてペットに愛情を伝える効果もあります。

ペット専用のスリッカーブラシやラバーブラシなどペットに合わせたブラシで行いましょう。

毛は毎日抜けるので、ブラッシングはできれば毎日行うのがおすすめです。

特に、春と秋の換毛期には、こまめなブラッシングが大切。

毛が柔らかい耳の後ろやわきの下は、毛が絡みやすいので念入りにブラッシングしてあげましょう。

抜け毛を放置すると残っている毛に絡んで毛玉になり、それが原因で皮膚が蒸れ、皮膚トラブルを招くこともあります。

皮膚が弱いペットや皮膚炎などの疾患部位があるペットの場合は、疾患部位を避け、力を入れすぎないよう、全身を優しくブラッシングしましょう。

2.ペット用の「ブラッシングスプレー」の併用
ペットのボディに「ブラッシングスプレー」をスプレーしてからブラッシングをするのもおすすめ。

なめらかなブラシ通りで、毛並みを整えやすくするだけでなく、ブラッシング時の毛の舞い散りを抑え、抜け毛も取れやすくなるため、お部屋への抜け毛の落下や布製品への付着を防ぐことができます。

さらに、静電気防止効果があるブラッシングスプレーを使用することで、ペットが嫌がるパチパチを抑え、乾いた後は花粉やハウスダスト等の静電気による付着も防止することができますよ。

ブラッシングスプレーは、ブラッシングのたびに使用してあげましょう。

3.定期的なシャンプー
ブラッシングではありませんが、ペットの抜け毛がひどい時はシャンプーするのも一つの手です。

もちろん、水が苦手な子や治療中など無理に行う必要はありません。

月に1,2回の頻度でシャンプーし、乾かす時は生乾きにならないようしっかりと乾かします。

シャンプーを嫌がる猫などには、固く絞ったタオルや専用のシャンプーシートで体を拭いてあげるのも効果的です。

まとめ

ペットの毛が服についたときのおすすめの取り方をご紹介しました。

ペットの毛は静電気によって付きやすくなるため、これからの季節は特に気を付けたいですね。

家庭でのお洗濯は柔軟剤を使ったりして静電気を溜めないようにしましょう。

また、毛を取り除くときも力強く擦るのではなく、優しい力加減で行ってくださいね。

正しい方法で、かわいいペットと大事なお洋服、どちらとも仲良く過ごしましょう!

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